2017年08月09日

トーマス・ラープさんの「静寂 (ある殺人者の記録)」を読んだよ

悲しくも美しい。
最後は、これで良かったのか。
それとも別の終わり方があったのか。

主人公は、蝶の羽ばたきすら聴く事ができる、カール。
そのせいで、生まれた時から、騒音の世界。

どのような世界に感じるだろうか。
騒音を感じるから、何の音もしない、静寂を誰よりも深く感じる。


ヨーロッパが舞台なので、キリスト教的背景があるので、ちょっと難しかった。
でも、グイグイ引き込まれていく。

カールだけが感じている、音があふれた世界と音の無い世界。


ある日、母親がカールからの愛情表現が無い事を苦に、入水。
カールは、母親の美しく、穏やかな死に顔を見た結果、死について考える。


死は恐ろしい物ではなく、穏やかな温かい物で、誕生と同じくらいに素晴らしく、だれもが享受するべき物であると考え、それを虫や動物、そして自身の大切な人に与えていく。


そして、何よりも美しく大切な女性、マリーと出会う。
マリーとの出会い、別れ、邂逅。

それらを通して、カールが行き着く人生の到達点は・・・。

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posted by zero at 12:30| 奈良 ☀| Comment(0) | 【twitter】的な何か | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月08日のつぶやき






































































posted by zero at 00:01| 奈良 ☁| Comment(0) | 【twitter】的な何か | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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